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06/10/2005

沈黙の春

五月末から胃腸の調子が悪い。 もっと前からだったかも。 

痛みをすぐ忘れる性質があり治った気になってしまう。 長所と短所がある。人より早く回復する場合が多いが悪化する場合もあるのだ。 1ヶ月流動食しか食べられなかったことが1度ある。 今回はそのケースかと思っていたが、もしかしたら新種の風邪かもしれないと感じ始めた。 3月にひいた風邪の菌が残っているかも、と疑ったりもする。

近年の風邪はしぶとい。 長く居座り困らせる。『風邪の効用』で納得していた風邪の必要性を疑いたくなる、と言うよりも「自然の治癒力の危機だ!」なんて思い始めた。
いろんな風邪薬、SWATのような抗生物質の出現、それに対抗してバージョンアップしたウイルスが次々に現れる。 薬を飲んでウルトラマンな人間は戦い疲れて胸のランプがピコピコ鳴り始める。

ウイルスのことからレイチェル・カーソンの『沈黙の春』を思い出した。

読み直しているが、時々行間から聞こえてくる音がある。 SF映画やパニック映画で、場面は平和な日常なのだがカメラの焦点が画面の一部に合い、そこでドーンでもないゴーでもないディミニッシュ以上に不安なエフェクト効果音が流れる。 ドラマの伏線として、何かが起こる前兆としてのシーン。 そう、恐ろしい事が起こる前兆のシーン。

【沈黙の春】は現実なのだ。 アレルギーや花粉症が珍しくなくなりつつある今、思い過ごしだろうか頭にサントラが鳴り響く。

携帯より

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