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07/20/2005

カメラウーマンふたり

今日はバイトが休みでたっぷり寝ることができた。 出窓を少し開けてソフトドライの30℃ならば快適。

先日、友人の写真家Mの個展オープンパーティに行った。 彼女とは同じく写真家のM子を通して知り合った。 銀座のオフオフブロードウェイみたいな画廊と新宿ゴールデン街でバイトしながらの活動。 そのゴールデン街の店で知り合った。 一方、M子は赤坂の写真関係センターや結婚式の撮影のバイトをしながらの活動。 二人共個展の準備など大変だろうなと思う。

Mの写真もM子の写真も好きだ。 二人の違いから感じたことを書いてみたい。 書くと考えたかのように言葉があらわれるから。

私の中では二人の違いを絵画的と文学的で分けている。

M子は街や生活の中で彼女の興味・感性に触れたものを撮る。 今は飼い猫のカンタや生活描写以外に羊にこだわって撮り続けている。 撮るだけでなく羊の研究もしている。

彼女の写真を観ているといつも何か書けばいいのにと感じていたのでblogを勧めた。 やっと開始したようだ。 彼女のしゃべり方と同じくゆったりトツトツトツトツ。 気が短い人や人の話をよく聞けない人は調子狂うかもしれないが、私は彼女のしゃべるテンポと抑揚が好きだ。 和む。 人を安心させる術を備えているのかも。 写真を撮るだけでなく取材に向いていると思う。

彼女の特徴にはおじいさんおばあさん的視線がある。 老人みたいだ、老けているというのではないまだ若いのに生まれつきだろう達観した視線を感じる。 なかなかいないタイプの人物だ。 本もよく読んでいるようだ。 撮ることに不随して書いていく人だと思う。 作品のバックに人を感じる。 私の範疇では人を描くという意味で文学的としている。

Mもまたかなり自分を持った、ミステリアスな部分のある人物。 美人には珍しくそれを武器としない。 いつもどこかに少年を感じる感性だ。 かなりタフな少年だが。

彼女の写真は煙っているというか燻し感があり、錆でも素材のように美しくとらえる。 リアルに撮るのでなく主観的と感じる。 それを突き放してべたべたしていない。 撮るというより絵を描くという感じ。 だから構成が作品を左右するのだと思う。 動物や生物、廃墟のような場所を好んで撮っているようだ。 爬虫類の模様や動物園の錆けた檻が画材を選んで描くように表されている。 観るものはどれが一番好きかという選択を始める。 部屋に飾る絵を選ぶかのように。

写真を通して自分を表現、自分というフィルターを通していると言えるかな。 作品のバックに人を感じない。 感じるのは彼女の無意識の領域だと思う。 私の範疇では絵画的としている。

残念ながら二人の個展は終わってしまったけれど、次回はこのページにお知らせを載せたいと思う。

                          

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