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August 2005

08/30/2005

9月LIVEスケジュール

9/9(金) 新所沢『スワン』  ボサノバ3兄弟  

それぞれのスタイルでのボサノバ 

加藤崇之(G)  宅 朱美(P・Vo)  杉山茂生(B・G・Vo)

Swan TEL:0429-24-4230

                                                         

9/11(日) 『新宿ピットイン』   Shoomy Band  

オリジナルJazz〜Brazilian

宅 朱美(P・Vo)  加藤崇之(G)  松風鉱一(Sax・fl)  是安則克(B)  樋口晶之(Dr)

Pit Inn 新宿 TEL:03ー3354ー2024

                                                                                       

9/22(木) 入谷『なってるハウス』   加藤崇之セッション 

フリーインプロヴィゼーション

加藤崇之(G)  泉 邦宏(As)  広沢“リマ”哲(Ts)  宅 朱美(P・voice) 山崎比呂志(Dr)

                                                                                                          

9/26(月) 入谷『なってるハウス』     Shoomy Band 

オリジナル〜Jazz〜Brazilian

宅 朱美(P・Vo) 加藤崇之(G) 松風鉱一(Sax・fl) 是安則克(B) 樋口晶之(Dr)

Knuttel House TEL:03ー3847ー2113

                                                                        

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08/25/2005

映画 「父と暮らせば」

何の前知識もなしに、宮沢りえが出演しているというだけで『父と暮らせば』を岩波ホールまで観に行った。 戦後60年記念企画と題し戦争レクイエム連続上映の最後の作品。
何シーンかに浅野忠信が出てくるだけで、ほとんど原田芳雄と宮沢りえの二人芝居だった。

始まってしばらくしてある娘の台詞で父親が亡霊であることに気づいた。 演劇みたいだなと思っていたら、ラストのテロップで井上やすし原作とわかる。 亡霊が出てくるあたり能のようなセッティングだなとも思う。 父親は般若のような顔はしていなかったが・・・ むしろ狂言回し的。  この映画が原爆を扱っているとはまったく知らなかった。  重い題材を娘の幸せを願う父親の気持ちとコミカルな台詞で観る者に痛みを押しつけない。  劇中の父親の台詞のように、物語の中に原爆を織り込んで人にそれを伝えるという作者の気持ちが伝わる。 コミカルな台詞も行き過ぎない。 

原田芳雄は『亡国のイージス』の首相役もよかったけれど、この父親役はもっとよかった。 宮沢りえはせつない。凜としたものも儚さも感じさせる稀有な女優だと思う。  それでいておキャンなところもあるように思う。  『豪姫』からのファンである。

原民喜の「夏の花・心願の国」を読み直そうと思ったり、何故か佐賀純一の「戦争の話を聞かせてくれませんか」を買ったり、どこかの本屋で見かけた高見順の「敗戦日記」が気になって探したりしている今の私にとって思いがけない内容でズシリときたのだった。
2、3日前に友人や元生徒のblogで長崎・広島に住んでいたことや原爆の話をしたばかりでもあった。
知らぬ間にあちこちで戦後60年という文字が目に入っていて私の脳に伝達され、本屋では自然に手にするのか?  ある種のシンクロニシティではないかしらん。

ところで、今日は秋の声がした。  昨日に比べて一日で急に昼が短くなった気がした。  有楽町のビル内にいることが多いせいか、今年の夏は蝉の声を一度しか聞いていない。 蝉時雨好きなのに・・・ 。

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08/16/2005

麒麟走子(きりんそうし)の冒険ー映画「妖怪大戦争」

先週、「妖怪大戦争」を観た。

子供向けかなと思ったいたが、映画館の看板の監督の名前を観て考えが変わった。 三池崇史なのだ。 監修に水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆき、と錚錚たるメンバーが参加。 こりゃ妖怪のお祭りだと思い見ないわけにはいかなかった。 キヨシロー(忌野清志郎)だって出ていた。

大人こそ観るべきだ! 心揺さぶられるものがある。 スネコスリという猫とリスを足したみたいなかわいい妖怪グッズまで買ってしまった。 おなかを押すとキュッキュッと鳴くのだ。 お守りというより魔除けになるかな? 岡山辺りの妖怪だそう。 主役の少年は「猫?」と尋ねていた。 しかし「ニャー」と鳴かず「キュッキュッ」と鳴く。 残念だが大人になると妖怪は見えなくなるらしい。 ビールを飲むと見えた大人がいた。

元人間妖怪加藤の豊川悦司は声と雰囲気だけで充分妖怪していた。 栗山千明はあの強い目線がいい。「キル・ビル」を観て以来好きだ。 物怖じしない。 スケールの大きな女優だと思う。 小豆を洗ってるだけの妖怪がもしやと思ったら、やっぱりナインティナインの岡村隆史。 あの役は彼しかないというくらい効いていた。 菅原文太のおじいちゃんもとぼけていてよかった。 みんな楽しんで作ったんだろうなという感じ。 

真夏の夜の夢、お祭り、ひと夏の冒険。
いつまでもスネコスリが見えるような大人でいたいものだ。

                               

携帯から

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08/14/2005

映画 「マダガスカル」のペンギンズ

「マダガスカル」を観た。 またまたペンギンが好きになってしまった。 

今度は皇帝ペンギンではなくマダガスカルペンギン。 隊長・リコ・コワルスキー(だったと思う)・新人という4羽組のテロリスト(ギャングではないみたい)。 人間をあの短い羽でビシバシやっつけちゃう。 船員縛り上げ、パソコンだって足で操り、船の舵まで操りシージャックし南極へ。 しかしたどり着くと氷山見渡し「ここ最低・・・」で、主人公達が遭難し流れ着いたマダガスカルへやって来る。 

完全に主役を食っている。

NYの動物園でセレブな生活していたライオン・シマウマ・カバ・キリンがペンギンズの動物園脱走に巻き込まれるという筋。 オープニングで「野生のエルザ」のテーマBorn to be freeが流れていた。 ラストのテロップが流れるサイドではソウルトレインのように出演動物達が踊るのが爆笑。 キツネザルの王様のロボットダンス・ペンギンズもおかしいが、特にキリンの踊りがおかしくて笑いが止まらなかった。 ダンスシーンなどで見かける黒人男性の踊りにそっくりなんだもの。 

みんなもっと笑ってもいいと思うんだけれどギャグの質が日本とは違うなぁとつくづく思う。 聞き逃しそうな見逃しそうなセリフや動きでサッとくる。

Suicaカードの広告といい、今年の夏はペンギンが目立つ。

携帯から

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08/09/2005

読書タイムは入浴タイム

最近は本を読む時間がほとんどない。 音楽を聴く時間も少ない。

バイトの行きは大嫌いなラッシュ(好きな人なんていないか・・・)、本なんて開けない。 文庫本ならばと挑戦はするが、手に持っているだけで終わる。 帰りに座れた場合、開くことはできるが疲れもあるのか本は睡眠薬のようになっている。 たいてい気がつくと乗り換え駅だったりしてあわてて降りるということになる。 夏の今は特に冷房も強力な睡眠薬で座ることは許されないのだ。 

電車の中や通路でシャカシャカとヘッドフォンから音漏れしている人もいるが、先を急ぐときはヘッドフォンは邪魔。 人をよけたりたりするのに耳も使っているんだという証明のように動きが少し鈍くなる。 映画「ブレイド 3」(3だったと思う)で女性戦士がヘッドフォンつけてハードな音楽かけて敵をなぎ倒していたが、そんなぁーうっそーという感じ。 訓練すればできるのかもしれないが・・・危ない。 

通勤の往復約2時間をが無駄だと思って少し早く出てみてもラッシュは少し緩和されるが、やっぱり座れず。 有楽町へ向かうんだから無理だなとあきらめた。 帰りは急行が来ていても乗らずに各駅停車で座って帰ることにしている。 乗り換えるのを忘れずにすむから。 寝過ごし予防に携帯の目覚ましもいいかもしれない。

とにかくバイトに行くだけで疲れる。

読書タイムはゆっくり湯船につかれる時。 半身浴する間にエッセイを一編、小説のくぎりのいいところまでを読む。 汗がタラタラ出るまでには20~30分くらいだと思う。(私はサウナに長く入っていられない体質だから短いと思う)  身体の健康法であり精神的健康法でもある。 本を読めない日もある。 ひたすら浸かるのみ、またはシャワーのみ。1日冷房の中にいた日は、ほんとはその日にかくはずだった汗をお風呂で流したほうがいいと思っている。 シャワーさえ忘れて寝てしまった翌日は両腕が痺れているし体がだるい。

何冊かの本を平行して読むようになった。 

今読んでいるのは、読み直しのレイチェル・カーソン「沈黙の春」、保坂和志「猫に時間の流れる」、植草甚一「スクラップブック JAZZは海を渡る」、幸田文「雀の手帖」、C.S.ルイス「ナルニア国物語」、新しいのはJ・T・リロイ「サラ、いつわりの祈り」だけなのに始めて読むかのように新鮮だ。 

レイチェル・カーソンは「センス・オブ・ワンダー」という孫のために海辺について書いた本が好きだ。 こんなおばあさんになりたいものだ。

保坂和志はお気に入りで文庫でほとんど持っている。 何でもない日常を描いているのだけれど何でもなくなる。 押しつけがましくなく作者が存在する。 作者が好きになる感じ。 必ず猫が登場するせいもあるかも。 

植草甚一のスクラップ・ブックが晶文社から復刊になったそうでうれしい。 10年くらい前に仕事で行った浜松の古本屋で何冊か欠ける全集を見つけて家まで送った。 私にとってはずっと欲しかったのですごい値打ちがあったがすごく安かった。 毎日むさぼるように読んだ。 JJおじさんの語り口が大好きだ。 コラージュも好きだ。 昔から音楽の間口の広い人でフリーを紹介した人でもある。 今も生きててくれたらLIVEを聞いて欲しいと思う人。 映画・本・音楽の膨大な資料やノートの束に囲まれている写真を見たことがある。 すごいエネルギーだなと思う。 雑学とか言うが散歩文学と言いたい。 もっと昔、JJおじさんの影響で新宿「DUG」などへも通った。 両親が初めて連れて行ってはくれたが、親には反抗していたのでこっそりひとりで通った。 JJおじさんの言ってることは今でも新しい。 JJおじさんが始めてNYに行った時の日記に養父の知人の名があったのが今回の再発見。 JJおじさんをパーティに誘っていた。 たぶんNYに在住していただろうクラシックの音楽家だと思う。

幸田文は読み出したのは遅い。 名前はよく知っていたが父親の幸田露伴のことを書いた文章を読んだときに露伴の厳しさに対して私が反抗して読まなくなった。 私はものすごく厳しい祖母の元で育ったので、もういいやと思ったものだ。 エッセイを読むとしとやかな女性のようであるが、毒針のようなもので相手が気づかぬうちに倒してしまう刺客のような語り口がところどころにあり、それでも少女のようでもあり、なかなか魅力的だ。

「ナルニア国物語」は昔読んだはずなのだが・・・来春公開の予告編を観て、こういうものこそ映画化すべきだと思うのだった。 ハリポタと同じくニュージーランドでのロケだという。 古い地球が残っている場所は少ないよね。 ライオンが出て来て吼えたの観て、もう特別鑑賞券を買ってしまった。 最近の予告編はだんだん詳しくなってきて白い魔女が登場していた。 ケイト・ブランシェットかウマ・サーマンかあの人しかいないでしょうという女優だった。 ケイトはハリポタに出てるからNGだろうな。 ウマは最近色白じゃないな。 名前がわからないけど、「コンスタンティン」で大天使ガブリエルを演じた女優。 あれははまり役だった。 ディカプリオの「ビーチ」にも楽園の女王として出ていたけれど印象薄かったが、ガブリエルが出てくるシーンで注視してしまうくらい、中性的な役にピッタリと思った。 という訳で読み直している。 一気に読みたいが給料前で先が読めないのだった。

J・T・リロイはなんだか共感を覚える。 私は娼婦の経験はないが・・・。 好きな女優のアーシア・アルジェントが監督主演するので映画を観たのがきっかけで、映画館で原作を買った。 凄まじい世界だ。 めちゃくちゃな母親を演じるアーシアがこれまた魅力的だ。 日本でも吉原には興味がある。 わざわざ調べるほどではないが、何故吉原にたどり着いたかという疑問が湧く。 純粋にSEXが好きならば最高の職場だろうが、仕方なく娼婦になった女性が多いはずだから。 そこで様々な男達を育てたような女性もいるはずだ。 話がそれてしまった。 

本を書くきっかけになったのはウィノナ・ライダーとの出会いだそうだ。 ジョニー・デップか誰だったかな?婚約していた彼と行くはずだったオペラかコンサートのチケットを2枚持っていたら、劇場の前で中をのぞいている少年がいたそうだ。 それがリロイで、彼女はその1枚のチケットをリロイに渡した。 その後ウィノナとの交流から本を書くまでに至ったという。 会った人がウィノナでよかったと思う。 宗教とはなんだと思う。 リロイもリロイの母もガリガリのキリスト教で育っている。 しかも祖父は伝道師。 多くの人に「サラ、いつわりの祈り」を観て欲しい。

お腹がすいてきたのでここまで。

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08/08/2005

失恋したロバくん 映画 「ライフ・イズ・ミラクル」

最近観た映画で感動したものには動物が出ているものが多い。

「皇帝ペンギン」、「星になった少年」では象、ちょっと前の映画では「ラクダの涙」、「トゥー・ブラザーズ」の虎、「シービスケット」「オーシャン・オブ・ファイヤー」の馬、

感動という表現とは違うが、好きな「猫のミヌース」「ガーフィールド」の猫、「レイシング・ストライプス」のシマウマ等。

単に私が動物好きなだけだろうか?
何に心を動かされるのか?

動物界はシンプルだ。 

与えられたそれぞれの自然界の中で生まれて来た「意味」を全うして死んでゆく。 「意味」は生きて繁殖させるということだけに思える。 種の保存なんて人間がつけた説明だ。
彼らはただ命懸けで生きている。 

いとおしい、いじらしいというような、また尊敬にも似たなんとも言えない複雑な感情が湧いてくる。 動物界に一生懸命なんて言葉はないだろうな。当たり前のことだろうな。
いったん人間と心が通じると変わらぬ愛情を示してくれる。信頼の固まりだ。裏切るのは人間だけ。 教えられることばかり。

エミール・クリストリッツァ監督の「ライフ・イズ・ミラクル」は動物の使い方がすばらしかった。 人間と同等。
ラストでのロバくんにはつい拍手。 生きる喜びを与えてくれる。

                                 

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08/01/2005

韓国映画がいいなぁ、今

ギンレイホ―ルでやっている2本立ての「大統領の理髪師」を観に行き、気に入って2回観た。

去年観た「殺人の記憶」に出ていたソン・ガンホがすごくいい!  8月末に早稲田松竹に2本立てで来るからまた観たい。

日本映画では、「たそがれ清兵衛」 「誰も知らない」 「隠し剣 鬼の爪」 「阿修羅の瞳」 「星になった少年」 「トニー滝谷」などがよかった。 ふらっと入った「交渉人 真下正義」も意外によかった。 「容疑者・室井慎次」も観たいと思った。 バイト仲間から今後は監督が替わると聞いた。 作風が変わるだろうか? 脚本と俳優で保てるものだろうか?

以前はどの映画を観ても津川雅彦、今だと浅野忠信というイメージで、別にファンでもないので観る気になるまでに至らない。 これからは少し観てみようかな。

韓国の映画は簡単に主観的に言うと作りに粘り強さを感じる。 そして文学的。 ホラーの「4人の食卓」でさえそう感じた。
下手な俳優もみかけない。 おバカな主人公の「英語完全征服」(題名違ってるかも)でも、バカバカしいのに女優がうまい。 真剣に演じていてそれがまたおかしくて笑う。

熱い国なのかな?

                                   

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