失恋したロバくん 映画 「ライフ・イズ・ミラクル」
最近観た映画で感動したものには動物が出ているものが多い。
「皇帝ペンギン」、「星になった少年」では象、ちょっと前の映画では「ラクダの涙」、「トゥー・ブラザーズ」の虎、「シービスケット」「オーシャン・オブ・ファイヤー」の馬、
感動という表現とは違うが、好きな「猫のミヌース」「ガーフィールド」の猫、「レイシング・ストライプス」のシマウマ等。
単に私が動物好きなだけだろうか?
何に心を動かされるのか?
動物界はシンプルだ。
与えられたそれぞれの自然界の中で生まれて来た「意味」を全うして死んでゆく。 「意味」は生きて繁殖させるということだけに思える。 種の保存なんて人間がつけた説明だ。
彼らはただ命懸けで生きている。
いとおしい、いじらしいというような、また尊敬にも似たなんとも言えない複雑な感情が湧いてくる。 動物界に一生懸命なんて言葉はないだろうな。当たり前のことだろうな。
いったん人間と心が通じると変わらぬ愛情を示してくれる。信頼の固まりだ。裏切るのは人間だけ。 教えられることばかり。
エミール・クリストリッツァ監督の「ライフ・イズ・ミラクル」は動物の使い方がすばらしかった。 人間と同等。
ラストでのロバくんにはつい拍手。 生きる喜びを与えてくれる。
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