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10/03/2005

小さきもの

                              

物干し台から大家さんの庭

ベージュの芝の上に猫

軒下のいつもの野良猫

宙に向かって軽く猫パンチ

背伸びしてほほえみ遊ぶ

いつもとちがう顔

風の精がいる  きっと

                    

坂道に向かってゆっくり散歩

風に吹かれ鼠の死骸ひとつ

あの野良猫かあのカラス

しっぽをつまみ草原に投げる

かわいそうだけど気持ち悪い

早く土になぁれ

土の精がいる  きっと

    

         ~クーヤンの一周忌に~   宅 朱未 

 *クーヤンが逝ってしまってもう10年以上たってしまいました。

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