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01/06/2006

「requiem」 SHOOMY BAND

2月10日発売予定のCDアルバム「requiem」より、収録曲の紹介です。 

1.Dèjá vu

加藤崇之の曲で「Jump Monk Jump」という題名で今村裕司GroupのCD「マリオ」に入っている。 (私が名づけました) SHOOMY BANDと同じメンバーでDrが小山彰太の「幽玄」というバンドもやっていますが、彰太さん多忙もあり去年の秋から樋口晶之を迎えオリジナルやファンク、ブラジル系をPOPに味付けしてもらっている。  SHOOMY BANDでは松風鉱一はゲストとして時々参加している。  「幽玄」ではベリースローな曲が多くお客さんやメンバーが眠ってしまわないようにテンポの早い曲をやろうと思い前からもっていたイメージに詞をつけました。 デジャビュとは既視感。

2.Pepetão

20年生きた白猫ペペに捧げた曲。  別名:ペペタンブルース。  加藤トリオなどの演奏を聞いていて、ふと猫がポルトガル語で歌ったらというイメージが浮かんだ。  ポルトガル語はニャーニャーと聞こえることがある。  私にとってはブラジルのポルトガル語である。  コラソンだけが本物で「心」という意味。 日によっては猫みたいなウニャウニャvoiceが出てきたりする。

3.未知 

母は養父と渋谷ジァンジァンなどで「詩と音楽の会」という詩人の朗読とジャズのコラボレーションをやっていた。  私も3回出演したことがある。 詩人の朗読フリージャズのコラボレーションで、 その時のメンバーには川下直広(Sax)や大庭良治(P・Key)もいた。  客席には当時まだ高校生で養父の弟子だった藤井郷子(P)がいた時もある。 南博(P)もいたかもしれない。 その頃の私にとって現在があるのは”未知”だった。
養父の死後、母はピアノを弾きながら自作の詩を朗読するLIVEを時々ひっそりとやっていた。 いつのまにか両親がやっていたことを自分がやっている不思議。 無意識のなせる業(わざ)だと思う。 今ではライフワークだなんて思っているのだ。
詩をテーマとしてインプロヴァイズしている。 Bassの是安に質問したらこんな返事が返ってくるだろうというイメージ。 ポエトリーリディングではあと2曲入れたいテイクがあったのだが・・・またのお楽しみ!

4.海の思い出

作曲者の加藤が海での思い出を曲にしたというので、そのまま題名に。 私にも思い出があり、海という字から死んだ母への思いにもつながり、母のない人達へのなぐさめの気持ち、または戦士の休息は大げさか・・・生きるための戦いに疲れたら聞いて下さいみたいな気持ちへと広がった。 BossaNovaでも演奏するが、樋口氏ならではのリズム。 
実は私はポルトガル語に似せて言葉遊びをしています。

5.皇帝 ~裸の王様~

加藤の曲には「皇帝」と題名がついていた。 私に浮かんだイメージでサブタイトルとして「裸の王様」とつけた。 「渋さ知らズ」でも「校庭」という詞がついて歌われていたり、何人かのミュージシャンがCDで取り上げているという名曲。 寂しい王様にならないように素直に生きましょう。 加藤は特にこの曲を樋口氏に叩いてもらいたかったそうです。 そしてみんなに聞いてもらいたいそうです。

6.サンクチュアリ ~船出~

加藤のCD「ギターミュージック」にも入っている曲で、題名は私がつけています。 
コード進行から階段を昇るイメージがあった。 詞をつけようとしたらどうしても母が死んでゆく姿になった。 なんらかの形で表すしかなかったと自己分析しています。 自然に出て来たのです。
死んでゆく母には、残される私への心配な気持ちがあったのではないかと思う。
この曲は、死んでゆく人々への、親を亡くした人々への応援歌です。

7.ロブノール

中国はタクラマカン砂漠の楼蘭にあったという「さまよえる湖」。ロップノールと発音するらしいが日本での統一表記は「ロブノール」と決まっているようだ。
昔、六本木にあったJazzバー「ロブ乃ール」のママからロブノールの伝説を曲にしてくれと言われた加藤が、ある夜興奮して「5千年の恋の曲だ」と電話して来た。 それから何年か私はピアノで弾いていたが、あるクリスマスイブに仕事で行ったスキー場のロッジで(湯沢だったか・・・)お気に入りのテイクを聞きながら雪の中で書いた詞なのだ。 原曲からは歌はかなりアウトしている。

8.霧の中  ~ブラームスの交響曲第3番第3楽章より~

以前、「アケタの店」のイベントでブラームス特集があり、参加のオファーがあった。
この曲を選び、どう料理をと考えた末に歌詞をつけた。 ブラームスが霧が好きだったことから・・・Misty・・・というイメージ。 昔、あこがれていた人で亡くなった元A新聞社記者の鈴木敏氏に捧げた曲。 残された者を心配しているだろう人々への、残されて寂しいだろう人々への応援歌です。

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