隣のカンタ
こないだ約3ヶ月振りに遊びに行ったM子・S宅は (うぅむ、順番間違えるとまずいな、あっ失礼!) 2駅3駅の間くらいにある。
私が西荻に住んでいた時も彼らは三鷹台とお隣りな処に住んでいた。 二人の人柄の良さと料理上手もありよく人が集まる家である。 よく食卓に誘ってくれる。
二人は2年前かな? 猫を飼い始め、名付けたのが "カンタ・ブラジル" 「なんじゃ、そのまんまじゃん」 と言いたいくらいなサンバ・ボサノバ好き。 「カンター」は「歌う」。 なかなか頭もよくひょうきんな雄猫で、カメラを向けるとさすが写真家M子の家の猫、嫌がらずポーズしてくれるフォトジェニック猫。
気に入ったオモチャをくわえて来てニャーと鳴く。 M子が 「なぁに」 と聞くとまたニャーと鳴く、M子がまた 「なぁに、なんなのよぉ」 と聞く。 実はM子はわざと気づかぬ振りをしてカンタの "ある" やることを待っているのだ。 じーっと見つめまたニャーと鳴く。 M子は笑いをこらえてまたまた 「なぁあにぃ、なんなのぉ?」 と聞く。 するとカンタがオモチャに手を伸ばし、その手をこれこれ、これで遊んでと指差すように手をトントンするのだ。 もう、大爆笑。 その動作と顔がかわいくてかわいくて。
5月にヤンヤンをカンタ宅に1週間ほど預け、そのうち3日くらいは2匹だけで留守番という両家とも旅という出来事があった。 キャットシッターさんに来てもらったのだ。 2匹ならば1匹の料金で世話してくれるのと、どうやら2匹は大丈夫だとの診断で、いい機会なので決行してみた。 猫は猫同士だもの。
カンタの押しが少し弱かったかな? 仲良しにとまではいかなかったが、もう少し時間をかければ一緒に遊ぶだろうという感じだった。 カンタはヤンヤンを気に入ったようだった。 ヤンヤンが帰ったあとヤンヤンが隠れていたSのウッドベースの後ろをのぞいたりしていたそうなのだ。
この夏休みの間に読んだ猫漫画 「はぐはぐ」 に、猫同士をすぐなつかせる方法が書いてあった。 なぁんだ、なんで気がつかなかったのかというやり方なんだが、早く試してみたいとM子も興奮していた。 楽しみだ。
どてっ
ゴロンゴロン
空のティッシュケースの中のねずみ風オモチャを引っ張り出そうとするカンタ。 手で出すと口にくわえて、何故だかポーンと放るのだ。
携帯から
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