コミック エッセイ 「ツレがうつになりまして」
秋に読んだコミック、とてもおもしろく、とても為になったので書いておこう。
「ツレがうつになりまして」 細川貂々(てんてん)
うつは人生の夏休みかも・・・・。 スーパーサラリーマンだった夫がある日、「死にたい」と言い出した!(※)
貂々さん、お疲れ様でした!
作者のユーモアと明るさが素晴らしい。 一見ガサツっぽいんだけど、それがなんだか優しさからくるように思われる。 独特な見守り方っていうか、決して放ったらかしてはいないわけ。
優しさにもいろいろ質があるんだなぁ。
そして強さにもいろんな強さがあると改めて認識。 強いと思われてた人が突然ポキッと折れたりするのだ。
「うつ」という出口が見つからない闇の中へ入り込んでしまったツレ(ご主人)、友人からの人づての 「必ず夜は明ける」 という言葉が聞いた時には効き目はなかったが、後々じわじわと支えになったそうだ。
貂々さんはわりと暗いうつっぽい性格だったらしいが、ポジティブで明るい性格になったそうだ。 もしかしたら甘えだったのかもしれない。 落ち込んだりブツブツ言ってるとそれがツレに移るので、これではまずいと明るくポジティブに考えるようになったそうだ。 そう気がつく、そうなれる彼女が素晴らしい。
「うつ」 は寒さや気圧も関係しているらしい。 アレルギーみたいなものだなぁ。 「うつ」 の要因が心にたまってある点に達し吹き出すように発症するのかもしれない。 日頃からうつっぽい人は 「うつ」 にはならないのかもしれない。
また読み直してみたい。
※ツレのうつの特徴(帯より)↓
①ボクはダメ人間だ。
②雨の日になると、具合が悪くなり寝込んでしまう。
③すべてに対して「申し訳ない」と思ってしまう。
④炊事・洗濯・掃除が人生の楽しみになる。
⑤NHK以外のテレビ番組を見ることができない。
⑥「死にたい」と、自殺願望を抱くようになる・・・。
携帯から
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Comments
お疲れ様、私はひとりなもんだから片付けは後回しになってしまう。 自分の世話をすることも大事なのに・・・ね。
「捨てる」がなかなかできない、エコストレス。
引っ越すたんびに狭くなって(笑) 何度も捨てて・・・傷ついて。
また、捨てるのって・・・
片付けたくない自分と折り合いがつきそうで、お正月にでも片付けするかな?
風邪の効用いいよ。 文庫本になってるから常備薬みたいに一家に一冊っていいかも。
Posted by: Shoomy | 12/20/2006 02:36 PM
シュ~ミ~へ
こんにちは
二週間が3日くらいに感じられるほど、もうれつに引越し、古い家の大掃除、育児をし、しばらく力仕事、外仕事はしたくない、ぽかーんとしたり、ちょっと家の掃除をしたり
もうれつにやりすぎると後で反動がくるんだなあ、と実感したよ。
鬱、なってないけど、
自分の体力と精神力を時に超えてがんばりすぎてやっちゃった場合、あんまりやりすぎるとそうなるかもなあ、と思った~
そんなわたしは少々風邪気味で、風邪の効用という本も気になってるんだけどね、きっと休めって体が、脳が、発信してるのかなって思う。
なみこ
Posted by: namiko | 12/20/2006 02:04 PM