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03/06/2007

映画 「さくらん」

少女コミックはあまり好きじゃない( 顔じゅうチカチカ大きな目がどうも苦手 )のと、時代劇物でバタくさい顔の土屋アンナが主役の花魁(おいらん)だなんて、期待しないで観に行った。 偏見がありそうな時ほど、それを捨てに観に行く。 だめだったら拾って帰るさ。

いやぁ、蜷川実花監督、よかった。 写真も見てみたくなった。
たぶん映画は写真の延長にあるとは思うけれど。 ケバケバしいけれど下品ではない。POPなところがソフィア・コッポラ監督の「 マリー・アントワネット 」を思い出させた。 監督ふたりの生い立ちが似ている。 ふたりとも少女の目線をなくしていない気がした。

始まってすぐにスクリーンを泳いでいた「 金魚 」を見たときにこの映画が○になった。 浴場や濡れ場シーンもあるのだが、写真的で面白かった。 花魁道中でのあり得ないゼブラ柄の帯が許せてしまう。

椎名林檎の音楽もよかった。 斉藤ネコ(vl)の編曲だそうだが作詩作曲は彼女。 椎名林檎の出現で歌謡曲歌手のかわいこちゃん声から個性的な声に目が向けられるようになった気がする。 昔なら「なんじゃ、あの声は 」と言われたかもしれない声と歌い方だ。 もっと大きく言えばアラニス・モリセットの出現が影響している気がする。
あくまでも私の印象だが、あまり日本のポップスを聞かなかった私の印象なのだから目立ってたということだ。 下手だと思う歌手は耳に入っていないし。

映画館で売っていた原作( 安野モヨコ )をのぞくとなかなかよいので買って読んでいる。やっぱり顔じゅうチカチカ目なのだが、嫌にならずに読める。
ふぅむ、映画は原作のままに再現されているのだ。

原作・監督・脚本・音楽・主役が女性という映画だったのだが、これからは女性の時代だと思わせるくらいなパワー。 主役が土屋アンナは正解だったと思うし、夏木マリの女郎屋の女将が今まで見た彼女の演技で一番よかった。
菅野美穂と木村佳江(?)の花魁は浮世絵に出てきそうにきれいだった。

「 さくらん 」は「 錯乱 」なのか?  桜が「 咲くらむ 」(こんな古語あり?)なのか?

        映画「さくらん」 原作本表紙より

        映画「さくらん」 特別鑑賞券より
                                            

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Comments

ひつじさん、
あっ 藍ちゃんだ!
チラッとは話したことあるじゃない?
私も藍ちゃんの話は素子ちゃんからよく聞くよ。

素子ちゃんとこに来るってのも聞いたよ。
うどん食べたいね。

かんざし、いいね。好き。
”さくらん”では金魚が印象的。
オオムラサキ(ツツジ)とか牡丹とかの色、
ショッキングピンクみたいな、
洋服だと興味ないけど着物だとため息出る。

Posted by: Shoomy | 03/14/2007 at 04:27 AM

素子ちゃんの友達です。
藍です。
シューミさんとは話したことないのに、素子ちゃんを通じてシューミさんのことを聞きます。
”さくらん”気になっています。
蜷川実花監督もきになるし。
かんざしを提供している”かんざし屋”には友達のかんざしが置いてあるんです。
映画に友達のかんざしは使われていないようですが。
今度、素子ちゃんの家に遊びに行く予定なので、”さくらん”見に行きたいなと思ってます。

Posted by: ひつじ | 03/13/2007 at 12:43 PM

おお、これも見ているとは。
さすが。蜷川さんのあのPOPな色調は独特だよね。
そして女の子の心をぐっとつかむんだろね。
あの人はザ・仕事人だよ。

Posted by: motoko | 03/08/2007 at 10:36 AM

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