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02/06/2009

ハチ公とHACHIとピピ

今年になって行った映画で観た予告編、秋田犬とリチャード・ギアを見ただけですぐにハチ公だと思った。ハリウッド制作でハチ公がモデル、舞台はアメリカのベルトリッチみたいな名の街。「HACHI」という題名だった。優しそうな大学教授がリチャード・ギア。ドラムの山崎(比呂志)さんにそっくり。予告編の駅前で待っているHACHIを見ただけで涙が出てしまう。
そして、一番好きと言っていいくらいなラッセ・ハルストレム監督の名がスクリーンに。好きな映画は?と聞かれてまず始めに口にするだろう「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」の監督。犬好きなのかもしれない。
予告編を見てからずっとハチ公のことが頭から離れず渋谷駅前まで銅像に会いに行ってしまった。
写真も撮って来た。ハチ公のいる場所は前からあそこだったかな? 場所が少しずれたような気がする。

私は猫好きだが、実はかなりな犬好きでもある。子供の頃に育った祖母の家にはいつも猫と犬が何匹もいた。(山羊やニワトリもいた)犬は番犬であり私や従兄弟の遊び相手でもあった。シェパードや黒いコリーや柴犬などもいたが赤犬と呼ばれる茶色な犬や雑種もいた。シェパードは大きくて頼もしくてなんだかナイト(騎士)みたいだったな。

中学2年で母の住む東京に引き取られ転校して来た私には友達が一人もいなかった。母が五反田駅近くの八百屋さんで子犬をもらって来た。子猫を探していたがすぐには巡りあえず、夜一人で留守番している私に早く友だちをと思ったからだ。
秋田犬のような雑種だった。母とピピと名付けた。父(養父)がピピはフランス語でオシッコのことだぞと笑っていた。子犬のお腹はお日様みたいにあったかな匂いがした。いっしょに寝た。
少し大きくなってからは近所のお寺で追っかけっこしてよく遊んだ。田舎では犬の散歩という感覚はあまりなく、すぐ近くの小学校の校庭や野原に放して遊ばせるだけだった。東京でも始めは犬の散歩なんて習慣はなく、毎朝きちんと散歩させるようなよい飼い主ではなかった。だいたいは母が散歩させ、私は学校から帰ってから遊ぶ相手だった。

高校2年になる直前、母に仕事でアメリカ行きの話があり私もいっしょに留学が決まりピピは福岡の祖母の元へ、私が学校に行っている間に父と母がが汽車に乗せた。母は泣きじゃくっていたそうだ。
いろいろあって母はアメリカ行きを中止にした。私も高校へ戻ったが、ピピは祖母の反対もあり福岡から戻らなかった。
それからは毎年お正月に会いに行った。祖母が「あけみちゃ〜ん」と呼ぶ真似をするとピピはいつも耳をピッと立ててキョロキョロしていたそうだ。田舎に行った時は真っ先にピピのいる裏庭へ飛んで行った。ピピは両耳を伏せてキューンキューンと泣いた。私も大泣きだ。
犬はいじらしい。犬を見ると胸がキュンとする。盲導犬に会ったりするとキュンキュンが止まらなくなり泣きそうになる。なんて動物だ!

映画観て泣くのはわかっているが早く観たい!

映画ニュースにも「HACHI」のことがでていた。

ハチ公とHACHIとピピ

ハチ公とHACHIとピピ

☆写真:Yahoo!ニュースより

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