テルマエ・ロマエ
映画『テルマエ・ロマエ』を観た。
漫画大賞と手塚治文化賞とダブル受賞したヤマザキマリ原作の漫画は読んでいた。
主人公の古代ローマ人ルシウスを阿部寛が演じているが、この人しかいないでしょって言いたいくらいのはまり役。
皇帝や側近など主要な役を日本人俳優が演じ、ルシウスの妻やエキストラは外国人(イタリア人?)というのがおもしろい。
私は外国映画を日本語吹替えで観るのが好きではない。ローマ人を日本人が演じているのだから吹替えのように見えるわけだが違和感がない。
漫画家志望の女の子役で上戸彩が出ている。TV刑事ドラマ「絶対零度」の主役だった。
SoftbankのCMで白い犬のお父さんの声出している北大路欣也演じる上司にカメ(亀)と呼ばれる新米女刑事を演じているのを見てからファンになった。
きれいでカッコいい女刑事ものが多い中、カメは泊まり込みで調べものなどして朝そのまま机で寝ていたりお風呂に入る時間がなく臭いそうだったりポリポリ頭をかいたりまったく色気などないのだ。
なのによくあるまるで男みたいな刑事ではなくあくまでもかわいい。
古代ローマからテルマエ(浴場)建設技術師が現代日本の銭湯や温泉などいろんなお風呂にタイムスリップしてくる。
ふざけた演技などしていないのに笑えます。トイレなどは爆笑。
ところで、上映前に入口でくれる『テルマエ・ロマエ 特別編』という小冊子にはインタビュー以外にヤマザキマリ作のロケ編が掲載されている。これがまたおもしろい!
観に行くとお得。
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