いきなり手術だった
昨日、近所の眼科の紹介で赤十字病院に診察に行ったらそのまま手術になってしまって驚いた。
1年半前に白内障で両目を手術していた。
元から右目がほぼ見えないので見える左目に負担がかかるのかな?見えなくなるのは急激だった。
派遣のバイトを切られその後失業状態で目がどんどん見えなくなった。やっぱりストレスはよくないのだな。
白く磨りガラスのように濁った水晶体を取り除き水晶体が入っていた袋に人工水晶体が入れる。
目にメスで2ミリくらいの傷をつけその傷口から超音波を照射し濁った水晶体を砕く。医者は顕微鏡を覗き込んで手術していた。すごい技術だなと思う。最新技術を開発した三井記念病院の眼科医の本を読むとダイヤモンドのメスだと切ったあとがピッタリくっつくので縫わなくていいらしい。赤十字病院では縫ったのでダイヤモンドではないかも。
見えない右目は手遅れで茶色にカチカチに固まり砕くのにかなり長くかかった。無理をすると袋がダメになるので大きく切開手術をしなければならなくなる。幸運にもギリギリでなんとか砕けたが、人工水晶体を入れると網膜剥離の危険があるので人工水晶体は入れられず。
左目は焦点固定の人工水晶体が入っている。両目の焦点が違っている。左目は緑内障で視野も欠けているため私の視界はかなりややこしい。
手術前は、鏡で自分の顔が見えなかったり携帯やiPhoneを拡大鏡で見たり譜面がまったく見えなかったり、鬱陶しく目は痛くなるしこれで生きていくのかと思うとウンザリだったりしないでもなかったのが、手術した後は悪天候がいきなり晴れたように視界くっきり。
と言っても裸眼では視力検査の一番上は見えない。矯正視力0.4くらいにはなった。
今年の初めくらいから目がかすみ始め4月に入ったら急激に見えなくなっていた。
いろいろと落ち込んでいたせいもあり携帯のゲームに逃げたりしていたのもいけなかったと思う。でもチョコボには癒された。
眼科で定期検査したら元水晶体が入っていた袋に細胞が増殖してまた濁ってしまっていた。細胞が増殖するのは若い証拠だそうだが、目が痛いのと鬱陶しいのは我慢ならない。それで手術した赤十字病院にまた紹介された。
私の担当医は問答無用之介だ。なかなか質問できないので本を買って拡大鏡で一生懸命読んで武装していったけど一撃でやられた。翌日近所の眼科が休診日でなければ今日手術すると言う。合理的だ。私もまた予約待ちするのは嫌なので手術同意書類にサインした。
麻酔を点眼しコンタクトレンズのようなレンズを先生が片手で目に当てもう片方の手で顕微鏡を覗き込みながらレーザー光線をピュンピュンピュンピュンと照射! ズンズンズンズンと目に頭に軽い衝撃がある。ほんの2分くらいで終わった。
麻酔や薬などでボヤけていても視界がくっきりしているのがわかった。1年半前の手術の後の見えた喜びをまた味わった。
心の薬にもなったかも。
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Comments
mrs.jazzy ありがとう!
Posted by: Shoomy | 05/23/2012 08:04 PM
お大事に!!
Posted by: mrs.jazzy | 05/23/2012 06:28 PM