R.I.P. Ornette Coleman
オーネット・コールマンの名前を初めて聞いたのは養父と母の会話の中でだった。頻繁に出てきた名前でコルトレーンやセシル・テイラーやポール・ブレイの名前と共によく覚えている。
両親がやっていたLIVEやコンサートに付き合いで行ったらフリージャズだった。
渋谷ジァンジァンでのコンサートなどには嫌々参加させられた。
古本屋で集めた植草甚一の本の中で再びオーネット・コールマンの名前や10月革命の記事を読んだ。重要な流れだったんだなぁとか教えられた。
1987年のNY滞在中に何度かコンサートを聞きに行った。大きなホールが満席で立ち見だった。
同じく聞いていたジャズピアニストがどうやって合図するんだろうと言ったのに対して反射的にテレパシーだよと答えていた。そう感じたのだ。
日本に帰ってしばらくして縁ありいつの間にかフリージャズを演奏するようになった。加藤崇之(g)山崎比呂志(dr)のNEW渦。
轍の上を歩くように親と同じ道を歩んでいる。
オーネット・コールマンの名は亡き母と養父の思い出につながる。
ご冥福をお祈りします。
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